デザイン事務所と広告代理店の違いとは

広告代理店はその名の通り広告を扱う会社です。

街中の看板スペースや雑誌の広告スペース、それにウェブサイトの広告スペースなどがあります。例えるなら、それらを管理しているのが賃貸アパートの大家さんだとすると、借主を募集したいと思うでしょう。広告代理店はその場合の不動産屋と同じような仕事になります。スペースを広告を出したい人に紹介して、手数料をもらうビジネスモデルです。ただ、不動産屋と違うのは、広告代理店に広告に関する企画や様々なアイデアを提案することがあります。イベントの企画などの垂直展開や最近よく見かける他社とのコラボレーションなどの水平展開などがあります。ウェブサイトのバナー広告になると、制作部門がある広告代理店はデザインや制作までこなしたりすることがあります。

デザイン事務所はデザイン制作の仕事を請負って利益を得ることになります。

広告代理店が依頼主になることも多くあります。仕事内容は様々で、デザイン専業の所もあればかなり広告代理店に近い事までやる会社もあります。ウェブ専業もあれば紙媒体まで扱うなど会社の方針によってそのあたりは変わってきます。デザインする分野は広告に限らずに、書籍の装丁や頼まれればその他もろもろのデザインも手がけるでしょう。

 

デザイン事務所と広告代理店

デザイン事務所と広告代理店、その差は曖昧な場合も多くなってきています。

1990年代後半からの金融ビックバンによる規制緩和をきっかけにして国内再編・外資と資本提携が進み現在は、日本の広告市場は急速に国際化しています。それに時代の進歩に伴って広告の形も多様化してきています。大きな動きとしてインターネット広告市場の急激な成長があげられます。ネット広告代理店も成長し続けています。また他業種からの広告業界への進出が盛んです。そのために生き残りをかけて従来の枠組みでは捉えきれないような変化が業界全体におこっています。広告代理店でもデザイン事務所でも自社の強みが活かせるビジネスに特化していく流れになっています。